「私たちはひとつの家族」
2026.3.9 伝道師 青木宗達
新約聖書 使徒言行録 17章26節
神は、一人の人からすべての民族を造り出して、地上の全域に住まわせました。
(協会共同訳)
わたしたちの父なる神と、主イエス・キリストからの恵みと平安が、あなたがたにありますように。
今日、わたしたちに与えられました聖書の箇所は、協会共同訳では「アテネにて」という小見出しがついています。
昔、色々な神様が信じられ、頭のいい学者たちが集まっていたアテネという町で、キリストの愛を伝えていたパウロが、人々に語りかけました。
「神は、一人の人からすべての民族を造り出して、地上の全域に住まわせました。」
(使徒言行録17:26)
実はマタイやルカといった他の聖書の箇所にも
「神様の愛は、特別な誰かだけでなく、世界中のすべての人に向けられている」
という大切なメッセージが、同じように書かれています。
私たちは皆、神様の大きな愛という「一つの根っこ」から生まれた存在なのです。
毎日の生活の中で、ニュースで争い事を見たり、身近な人間関係ですれ違ったりすると、「どうして人は分かり合えないんだろうか・・・」と、悲しい気持ちになることがあります。
そして、自分の無力さと人間の罪な性質に愕然とします。
でも、この言葉を読むと、「私たちは本来、神様にあって一つの家族なんだ」ということに気づかされ、冷えていた心がホッと温まるのを感じるのです。
神様は、適当に私たちをこの世界に置いたのではありません。
私たちが神様の愛に気づき、出会うことができるようにと、一番ふさわしい時代と場所に、わたしたちを置いてくださったのです。
そして、すれ違いでバラバラになりがちな私たちの心を、もう一度「一つの家族」として繋ぎ直すために、神様はイエス・キリストをこの世界に送ってくださいました。
イエス様は、私たちがどんなに迷子になっていても必ず見つけ出し、優しく手を取って共に歩んでくださいます。
わたしたちは決して一人ではありません。
ですから、インマヌエルであられる神様の愛の中で、共に仲良く手を取り合い、今日も平安に過ごしたいと願います。
一言お祈りいたします。
天の父なる神様。
私たちがあなたの愛から生まれた大切な存在であることを教えてくださり、ありがとうございます。
どうかイエス様の優しい愛によって、今日出会う人たちと心を通わせることができますように。
わたしたちの救い主イエス・キリストの御名によりお祈りいたします。
アーメン。











