「とこしえに治められる主」
2026.1.23 伝道師 青木宗達
旧約聖書 出エジプト記 15章18節
主は代々とこしえに治められる。
(協会共同訳)
わたしたちの父なる神と、主イエス・キリストからの恵みと平安が、あなたがたにありますように。
この言葉は、イスラエルの民がエジプト軍の追撃から逃れ、紅海を渡りきった直後に歌った「海の歌」のクライマックスです。 彼らは長年、強力な権力者であるファラオの支配下にあり、苦役と絶望の中にいました。しかし、神の力強い介入によって、その鎖は断ち切られました。目の前で起きた奇跡を目撃した彼らは、震えるほどの感動とともに「本当の王はファラオではなく、主である」と告白したのです。これは単なる感情的な叫びではなく、誰が自分たちの人生と歴史を握っているのかという、主権の交代宣言でした。
現代を生きる私たちもまた、目に見えない「支配者」に脅かされることがあります。将来への不安、過去の失敗、あるいは社会からの理不尽な要求が、まるで王のように振る舞い、私たちの心を占領しようとします。 しかし、今日の聖句は力強く告げます。神の支配は一時的なものではなく、「代々」「とこしえに」続くものであると。地上のどんな権力も、私たちの心を縛るどんな状況も、神の永遠の王座を揺るがすことはできません。このお方の支配は、恐怖によるものではなく、恵みと正義によるものです。神が治められるところには、真の解放と秩序が回復されるのです。
この「永遠の王」は、天の遠いところから見下ろしているだけの方ではありません。私たちを罪と死の奴隷状態から解放するために、人となってこの地に来てくださいました。それがイエス・キリストです。 イエス様は、十字架という一見「敗北」に見える場所で、死の力に勝利し、永遠の王としての即位を成し遂げられました。
今日、あなたの心の王座には誰が座っているでしょうか。もし不安や恐れが座っているなら、そこをイエス様に明け渡しましょう。 「主よ、あなたが私の王です」と祈り、告白する時、イエス様はあなたの全人格を、愛と平安をもって治めてくださいます。とこしえの王であるイエス様と共に、今日という一日を歩み出しましょう。
お祈りいたします。
天の父なる神様。
どうぞ私の心を治め、あなたの愛と平安で満たしてください。
今日の一歩を、あなたを王として信頼し、共に歩むことができますように。
イエス様の御名により祈ります。
アーメン。



