「溢れるほどの愛を、あなたに!」
2025.2.20 伝道師 青木宗達
新約聖書 ユダの手紙 2節
「憐れみと平和と愛を、神があなたがたに豊かに与えてくださいますように。」
(協会共同訳聖書)
わたしたちの父なる神と、主イエス・キリストからの恵みと平安が、あなたがたにありますように。
今日、私たちは短い挨拶の中に込められた、神様の計り知れない願いに出会います。
「憐れみ」「平和」「愛」。
この三つは、私たちの魂が最も願っているものであり、信仰生活を支える三本の柱です。
著者のユダは、これらが単に「あるように」と願うのではなく、「豊かに与えられますように(直訳:増やされますように)」と祈りました。
神様の恵みは、決して枯渇することなく、日々新しく、私たちに注がれるものなのです。
新約聖書ギリシャ語原文
ἔλεος ὑμῖν καὶ εἰρήνη καὶ ἀγάπη πληθυνθείη
エレオス(憐れみ) ヒュミン(あなたがたに) カイ(と) エイレーネー(平和) カイ(と) アガペー(愛) プレートュンテイエー(増す)
まず「憐れみ」は、私たちの弱さや失敗に向けられる神様の眼差しです。
私たちは自分の力で自分を救うことはできませんが、神様はそんな私たちを裁くのではなく、痛みを持って受け止めてくださいます。
その憐れみを受け取った時、心に訪れるのが「平和」です。
これは単なる争いがない状態ではなく、神様との和解から来る深い安らぎです。
そして、憐れみと平和に満たされた心が向かう先、それが「愛」です。
神様から愛された私たちは、もはや自分のためだけに生きるのではなく、隣人を愛する者へと変えられていきます。
愛こそが、信仰の成熟の証だからです。
わたしたちは、自分の中に愛や平和を作り出そうと焦る必要はありません。
まずは、空っぽの器を差し出すように、神様の前に心を広げていきます。
すると、神様は、あなたの弱さを覆う憐れみと、嵐の中の平和、そして恐れを締め出す完全な愛を、あなたに豊かに注いでくださるのです。
「憐れみ」「平和」「愛」。
この三つの恵みの源泉は、決して枯れることがありません。
私たちの罪と痛みを背負い、十字架の上で示された極みの「憐れみ」。
死の力さえ打ち破り、私たちと神様を永遠に結び合わせた、揺るがない「平和」。
そして、ご自分の命を捨ててまであなたをとり戻された、燃えるような「愛」。
このすべてを、今、あなたの内側に豊かに満たしてくださるお方こそ、私たちの救い主、イエス・キリストです。
今朝もイエス様からいただく「憐れみ」「平和」「愛」を覚え、聖霊の導きにより、今日という一日を共に歩みたいと願います。
お祈りいたします。
天の父なる神様。
きょう与えられました「憐れみ」「平和」「愛」をココロに刻んでくださりありがとうございます。
今日のみならず、これからもイエス様と共に「憐れみ」「平和」「愛」を心に覚え、共に歩むことができますように、切に願います。
主イエスキリストの御名により祈ります。
アーメン。




