「イエスは良い羊飼い」ヨハネによる福音書 10章10節 ローズンゲン日々の聖句

「イエスは良い羊飼い」

2026.3.18 伝道師 青木宗達

新約聖書 ヨハネによる福音書 10章10節
(イエスの言葉)私が来たのは、羊が命を得るため、しかも豊かに得るためである。
(協会共同訳)

 わたしたちの父なる神と、主イエス・キリストからの恵みと平安が、あなたがたにありますように。

 今日、与えられました聖書の箇所、ヨハネによる福音書10章を開くと、当時の「荒野の風景」が目に浮かびます。

当時の羊の囲いには木の扉がなく、羊飼い自身が入り口に寝そべって「門」となり、盗人や野獣から命がけで羊を守りました。
イエス様はこの箇所の前後でご自身を、ただ羊を管理する雇い人ではなく、自らの命を捨てるほどに羊を愛する「良い羊飼い」であると語られています。

「私が来たのは、羊が命を得るため、しかも豊かに得るためである。」

ここで言われる「豊かな命」とは何でしょうか。
少し、わたしたちに例えて想像してみたいと思います。

最新のスマートフォンであっても、バッテリーが切れかけ、また、Wi-Fiなどの電波にも繋がっていなければ、本来の素晴らしい機能を全く発揮できません。

私たちも同じです。
自分の力だけで生きようとすると、やがてエネルギーは尽きてしまいます。
神様の愛という源にしっかりと繋がり、その恵みが絶えず内側に流れ込んで初めて、私たちは本来の生き生きとした「豊かな命」を生きることができると思うのです。

私自身、自分の力だけで人生を切り開こうと必死になり、かえって心をすり減らし、孤独と息苦しさを感じていた時期がありました。

そんな迷子のような私を、神様の愛に気づくずっと前から探し求め、優しく名前を呼んで抱き寄せてくださったのがイエス・キリストでした。
イエス様は私たちの弱さや失敗を責めるのではなく、十字架で命を捨てるほどに深く愛し、赦し、私たちを日々内側から「愛の人」へと新しく作り変えてくださる方です。

今日、わたしたちがどんな不安や困難の中にいたとしても、良い羊飼いであるイエス様はわたしたちを絶対に見捨てず、共に歩んでおられます。

わたしたちの名前を呼ぶこのお方の優しい声に耳を澄まし、その豊かな命に繋がって今日という一日を歩んでまいりたいと思います。

お祈りいたします。
天の父なる神様。
あなたが私の良い羊飼いであり、豊かな命を与えてくださることを感謝します。
どうか今日一日、あなたの優しい声を聞き分け、その守りの御腕の中で安心して歩ませてください。
この祈りを、主イエス・キリストの御名により御前にお捧げいたします。
アーメン。