「イエス様の癒しの本質」ルカによる福音書5章17節 ローズンゲン日々の聖句

「イエス様の癒しの本質」

2025.12.29 伝道師 青木宗達

新約聖書 ルカによる福音書5章17節
主の力が働いて、イエスは病気を癒やしておられた。
(協会共同訳)

わたしたちの父なる神と、主イエス・キリストからの恵みと平安が、あなたがたにありますように。

今日の「ローズンゲン日々の聖句」より与えられました聖書の箇所は【新約聖書 ルカによる福音書5章17節】です。

「主の力が働いて、イエスは病気を癒やしておられた。」
ルカはこの一文で、癒やしの出来事の中心がどこにあるのかを静かに示しています。

癒やしは、イエス様の技量や人々の信仰心の強さから生まれたものではありません。
「主の力」が働いた結果として、そこに癒やしが起こったのです。

 この場面には、病を抱える人だけでなく、律法学者やファリサイ派の人々も集まっていました。
正しさを知っている人々、信仰を言葉で語れる人々のただ中で、主の力は、傷つき、動けず、声を上げることもできない人に向けられて注がれていきます。
神の働きは、常に人間の弱さの現実から始まります。

 癒やしとは、単に身体が元に戻ることではありません。
人が自分の人生を再び生きる力を取り戻すこと、神との関係の中にもう一度立たされることです。
そのために、イエス様は人のもとへ近づき、病と孤独と罪の重荷を、ご自身の前に引き受けられました。

 私たちの信仰生活も同じです。
努力や功績によって主の力を引き寄せるのではなく、今の自分のままで、主の前に差し出されるところに、恵みの働きが始まります。
主の力は、今日もなお、私たちのただ中で静かに、しかし確かに働いています。
その力の中心におられるお方こそ、私たちの救い主、イエス様です。

お祈りいたします。
天の父なる神様。
弱さを抱えたままの私たちを、そのまま受け入れ、癒しの力をもって近づいてくださる恵みを感謝いたします。
今日も私たちの歩みのただ中で働いておられるイエス様に信頼し、身を委ねて歩むことができますように。
主イエス様の御名によってお祈りいたします。
アーメン。