「神はあなたを知っておられる」テモテへの手紙 第二 2章19節 ローズンゲン日々の聖句

「神はあなたを知っておられる」

2025.12.30 伝道師 青木宗達

新約聖書 テモテへの手紙 第二 2章19節
神の堅固な土台は揺るぎません。そこには、こう刻まれています。「主はご自分の者たちを知っておられる。」
(新共同訳)

わたしたちの父なる神と、主イエス・キリストからの恵みと平安が、あなたがたにありますように。

今日の「ローズンゲン日々の聖句」より与えられました御言葉は【新約聖書 テモテへの手紙 第二 2章19節】です。

 今日の聖句に至る文脈として、テモテへの手紙 第二 2章でパウロは、混乱と困難の中にある教会に向けて、「耐え忍ぶ信仰」の姿を語っています。
兵士、競技者、農夫というたとえを用いながら、信仰の歩みは容易ではなく、時に苦しみを伴うものであることを率直に示します。
さらに、誤った教えや無益な議論によって、信仰が揺さぶられる現実からも目を背けていません。
そのような不安定な状況のただ中で語られるのが、「神の堅固な土台は揺るぎません」という言葉です。

 ここで示されている土台とは、人の努力や正しさではありません。
信仰が揺らぐ原因は、外的な迫害や内的な迷いなどさまざまですが、それでも揺るがないものがあると、パウロは断言します。
「主はご自分の者たちを知っておられる。」
この言葉は、救いの確かさが、私たちの理解や達成度にかかっていないことを告げています。

 私たちはしばしば、自分の信仰の強さや弱さを基準に安心したり不安になったりします。
しかし聖書は、まず神様の側の真実に目を向けるよう導きます。
神様は先に私たちを知り、呼び、恵みの中に置いてくださいました。
そこにこそ、信仰の出発点があります。

 この揺るがない土台の上に立つとき、私たちの歩みは少しずつ形づくられていきます。
それは自分を誇るためではなく、与えられた恵みに応答する生き方です。
そしてこの土台そのものが、イエス様です。
十字架と復活によって示されたイエス様の愛に結ばれて、私たちは今日も確かな希望の中を歩むことができるのです。

お祈りいたします。
天の父なる神様。
私たちの信仰が揺らぐときにも、あなたの土台が決して揺るがないことを感謝します。
自分の力ではなく、イエス様に結ばれて生きる歩みへと、今日も私たちを導いてください。
主イエスキリストの御名により祈ります。
アーメン。