「涙の中で喜びが生まれる」
2025.12.7 伝道師 青木宗達
新約聖書 ヨハネによる福音書 16章20節
はっきり言っておく。あなたがたは泣いて悲嘆に暮れるが、世は喜ぶ。あなたがたは悲しむが、その悲しみは喜びに変わる。
(新共同訳)
わたしたちの父なる神と、主イエス・キリストからの恵みと平安が、あなたがたにありますように。
今日の「ローズンゲン日々の聖句」より与えられました御言葉は【新約聖書 ヨハネによる福音書 16章20節】です。
イエス様は、十字架に向かう前、弟子たちに「あなたがたは泣き、悲しむ。しかし、その悲しみは喜びに変わる」と話されました。
弟子たちは、これからイエス様が離れてしまうことに不安を抱えていました。
私たちも同じように、避けられない悲しみや、どう祈ればよいかもわからないほどの重荷に出会うことがありますよね。
信仰を持っていても、毎日の生活が明るいとは限りません。
むしろ、イエス様に従おうとする時、自分の弱さや愚かさがハッキリ見えて、心が苦しくなり心から悲しくなることが多くあります。
しかしイエス様は、そんな私たちを責めたりはされません。
その悲しみを受け止めつつ、必ず喜びへと導く道を用意してくださるのです。
ここで語られる「喜び」とは、状況が急に良くなるという意味ではありません。
もっと深く、もっと静かで、心の中心から満たされる喜びです。
それは、人間が作り出すものではなく、神様が与えてくださる“恵みとしての喜び”です。
私たちが涙の中でイエス様を求めるとき、聖霊がそっと心に働き、悲しみの中でも「ひとりではない」という確かな希望を与えてくださいます。
弟子たちが、イエス様の復活によって悲しみから大きな喜びへと変えられたように、私たちの涙もまた、神様のもとで決して無駄にはなりません。
涙は、神様の慰めと愛に触れるための入り口になることがあります。
悲しみの時がすぐに終わらなくても、イエス様は必ずその道の途中で共に歩み、心を新しくしてくださいます。
私たちは、自分の力だけで悲しみを越える必要はありません。
どんな涙の中でも、イエス様は悲しみが喜びへと変わる道に、私たちを導いてくださいます。
イエス様はあなたの弱さも涙も、すべてご存じで、今もそばにいてくださっているのです。
今日もイエス様にすべてを委ね、喜びの道を歩んで行きましょう。
お祈りいたします。
天の父なる神様。
どんな時も、復活の主イエス様が共にいてくださることを信じます。
その導きに従って歩む力を、これからもお与えください。
私たちの救い主、イエス様のお名前によって祈ります。
アーメン。

那須ステンドグラス美術館にて。











