「揺るがない王、イエス・キリスト」ダニエル書 2章21節 ローズンゲン日々の聖句

「揺るがない王、イエス・キリスト」

2026.1.26 伝道師 青木宗達

旧約聖書 ダニエル書 2章21節
世界の出来事は、すべて神の支配下にあります。王を退け、他の者を王位につけるのは、神以外にはなりません。知者に知恵を与え、学者に知性を与えるのも神です。
(リビングバイブル)

 わたしたちの父なる神と、主イエス・キリストからの恵みと平安が、あなたがたにありますように。

 日々のメッセージを書き起こすにあたり、私はいつも数種類の聖書を開き、「どの訳が一番聞く方に分かりやすいか」を吟味しています。神様の言葉を少しでも身近に、そして深く味わっていただきたいと願っているからです。その中で、今日のダニエル書の箇所は、このリビングバイブルの表現が最も皆さんの心にストレートに響くと感じましたので、あえてこの訳を選ばせていただきました。

 協会共同訳聖書では、この箇所を含む物語に「ネブカドネツァルの夢」という小見出しが付けられています。当時、世界最強の帝国を支配していた王は、悪夢にうなされ、深い不安の中にいました。絶対的な権力を持っていても、人の心は真の平安を得ることができません。対照的に、捕囚として連れて来られた若者ダニエルは、信仰によって堂々と宣言します。
「世界の出来事はすべて神の支配下にあり、王を立てるのも退けるのも神である」と。

歴史を動かしているのは、地上の王ではなく、神様なのです。

 これは、私たちの日常にも通じる真理です。目まぐるしく変わる社会情勢や、自分ではコントロールできない現実に直面し、心が揺れることはないでしょうか。しかし、私たちの信じる神様は、歴史の傍観者ではありません。神様は、ご自分を求める者に「知恵と知性」を与え、暗闇を照らしてくださるお方です。私たちが神様に助けを求めるよりも前から、「神の恵み」はすでに注がれており、今日を生き抜く力を与えようと待っておられます。

 この神のご支配は、やがてイエス・キリストにおいて完成されました。ダニエルの預言の先に、決して崩れることのない永遠の国を打ち立てる「まことの王」として、イエス様は来てくださいました。世の支配は力によりますが、イエス様の支配は愛と義によるものです。

このお方に従う時、私たちは世が与えることのできない、揺るぎない平安を得ることができます。世界のすべてをてのひらに置かれるイエス様に信頼し、その知恵をいただきながら、今日も歩み出しましょう。

お祈りいたします。
天の父なる神様。
私たちの心を、世の不安からあなたの揺るぎない御国へと向けてください。
まことの王、イエス様に従う者として、今日必要な知恵をいただき、安らぎをもって歩み出すことができますように。
イエス様の御名により祈ります。
アーメン。