「キリストは、私たちの平和。」
2026.2.7 伝道師 青木宗達
新約聖書 エフェソの信徒への手紙 2章14節
キリストは、私たちの平和。
(協会共同訳)
わたしたちの父なる神と、主イエス・キリストからの恵みと平安が、あなたがたにありますように。
今日、与えられました聖書の御言葉は、協会共同訳聖書において「キリストにおいて一つとなる」というテーマの中で書かれています。
かつて、人々が互いに憎しみ合い、決して超えられない「心の壁」があった時代に、この手紙は書かれました。
その壁を打ち砕き、人々を一つにしたのは、人間の話し合いや努力ではなく、キリストご自身の愛でした。
私たちの日常にも、見えない「壁」がないでしょうか。
「あの人とはどうしても分かり合えない」
「許したいけれど、心がついていかない」
そんなふうに誰かとの間に距離を感じてしまうことがあります。
自分の力でその壁を乗り越えよう、優しくしようと頑張りすぎると、かえって苦しくなってしまうこともあるかもしれません。
しかし、聖書は私たちに、「平和を作りなさい」と命じる前に、「キリストこそが、私たちの平和そのものです」と教えています。
私たちがまだ神様の愛に気づかず、背を向けていた時から、神様は先に私たちを愛し、受け入れてくださいました。
私たちが何か立派なことをしたから愛されたのではありません。
ただ一方的な恵みによって、神様との壁、そして人との壁を、イエス様が取り除いてくださったのです。
ですから今日、「平和を作らなければ」と無理をして自分を追い込む必要はありません。
自分の中に愛が足りないと感じる時こそ、すでに私たちを愛し、壁を取り払ってくださったお方に心を向けましょう。
私たちの平和そのものであるイエス様が、あなたの心に平安を与えてくださいます。
イエス様におゆだねして、今日という一日を共に歩んでまいりましょう。
お祈りいたします。
天の父なる神様。
私たちの心は弱く、すぐに誰かとの間に壁を作ってしまったり、自分の力だけでなんとかしようと焦ってしまったりします。
どうか今、私たちが自分の頑張りから離れ、あなたの愛に目を向けることができますように。
イエス様の御名により祈ります。
アーメン。









