「悪に報いず、かえって祝福しなさい」ペテロの手紙 第一 3章9節 ローズンゲン日々の聖句

「悪に報いず、かえって祝福しなさい」

2026.1.2 伝道師 青木宗達

新約聖書 ペテロの手紙 第一 3章9節
悪をもって悪に、侮辱をもって侮辱に報いず、かえって祝福しなさい。あなたがたは祝福を受け継ぐために召されたからです。
(協会共同訳)

 わたしたちの父なる神と、主イエス・キリストからの恵みと平安が、あなたがたにありますように。

今日の「ローズンゲン日々の聖句」より与えられました新約聖書の御言葉は【ペテロの手紙 第一 3章9節】です。

 ペテロは、「悪をもって悪に報いず、かえって祝福しなさい」と語ります。
この言葉は、私たちの自然な感情とは逆の方向を指し示しています。
傷つけられたとき、誤解されたとき、私たちは防衛し、言い返し、同じ力で返そうとします。
しかしペテロは、その連鎖を断ち切るようにと勧めます。

それは決して、悪を軽んじることでも、理不尽を黙認することでもありません。
むしろ、神様が与えてくださる新しい生き方に立つ決断です。
私たちは自分の力で正しさを証明する者としてではなく、すでに祝福を受け継ぐ者として召されています。
だからこそ、恐れや怒りではなく、祝福という応答を選ぶことができるのです。

この生き方は、一度の決意で完成するものではありません。
日々の歩みの中で、失敗し、悔い改め、また立ち上がる、その繰り返しの中で形づくられていきます。
神様の恵みが先立ち、私たちを内側から変えていくからこそ、少しずつ隣人への応答も変えられていきます。

そして、この道を最もはっきりと示されたのがイエス様です。
侮辱され、十字架につけられる中で、イエス様は呪いではなく赦しを語られました。
その祝福に生かされている私たちもまた、イエス様に倣い、祝福をもって応える歩みへと招かれているのです。
主に導かれながら、この道を共に歩んでまいりましょう。

お祈りいたします。
天の父なる神様。
義のために歩む中で、悪に悪で返さず、祝福を選ぶ心を与えてください。
イエス様の十字架に生かされ、赦しと希望をもって歩めますように。
主イエスキリストの御名により祈ります。
アーメン。