「聖霊により励まされ、ひとつになる」使徒言行録 9章31節 ローズンゲン日々の聖句

「聖霊により励まされ、ひとつになる」

2026.2.14 伝道師 青木宗達

新約聖書 使徒言行録 9章31節
こうして、教会はユダヤ、ガリラヤ、サマリアの全地方で平和のうちに築き上げられ、主を畏れて歩み、聖霊に励まされて、信者の数が増えていった。
(協会共同訳)

 わたしたちの父なる神と、主イエス・キリストからの恵みと平安が、あなたがたにありますように。

 今日、わたしたちに与えられました聖書の箇所は、協会共同訳聖書において「サウロ、エルサレムで使徒たちと会う」という小見出しが付けられています。

 使徒言行録9章は、それまで教会の激しい迫害の先頭に立っていたサウロ(後のパウロ)が、ダマスコへの途上で復活の主と出会い、劇的に回心する出来事から始まります。
かつて教会を荒らしていた人物が、キリストを宣べ伝える「兄弟」へと変えられたこと。
これは初期の教会にとって、驚くべき恵みの事件でした。

 嵐のような迫害が過ぎ去り、訪れた平和の中で、教会は単に休息していただけではありません。
「築き上げられ」という言葉が示すように、内なる信仰の成長と、愛の業が一つひとつ積み上げられていったのです。
主を畏れるという謙遜さと、聖霊による慰めと励まし。
この二つが車の両輪のように働き、教会は健やかに前進しました。
福音がユダヤ地方だけでなく、心の壁のあったサマリア地方にまで広がったのは、聖霊が信徒一人ひとりの心を熱く燃やし続けてくださったからです。

 私たちの歩みも同じです。
真の平和とは、単に問題がない状態のことではなく、どのような状況にあっても、内側から新しく作り変えられていく恵みの時です。
教会という建物を築く礎であり、サウロの人生を根底から変え、今も私たちに聖霊を送って励ましてくださるお方。
このイエス様に信頼し、今日も共に歩んでまいりましょう。

お祈りいたします。
天の父なる神様。
サウロが変えられたように、またユダヤ人とサマリア人が一つに結ばれたように、どうか今、私たち一人ひとりの心をも聖霊によって新しくしてください。
恐れを捨てて主を畏れ、聖霊の励ましを受けながら、今日という日をイエス様と共に歩んでいくことができますように。
わたしたちの救い主イエス・キリストの御名によりお祈りいたします。
アーメン。