「確信を捨てない生き方」
2026.2.2 伝道師 青木宗達
新約聖書 ヘブライ人への手紙 10章35節
ですから、自分の確信を捨ててはいけません。この確信には、大きな報いがあります。
(協会共同訳聖書)
わたしたちの父なる神と、主イエス・キリストからの恵みと平安が、あなたがたにありますように。
協会共同訳聖書のこの箇所には、「奨励と勧告」という小見出しが付けられています。
この手紙が書かれた背景には、かつては迫害や困難を耐え抜いた信仰者たちが、長引く試練の中で心が萎え、信仰を投げ出してしまいそうになっている現実がありました。
そんな彼らに、著者は「自分の確信を捨ててはいけない」と、愛を込めて呼びかけています。
私たちの日々の歩みも同様です。
理不尽な現実に直面したり、祈りが届いていないように感じたりする時、私たちは手にしていた「信仰の確信」を、まるで役に立たないもののように投げ捨てたくなる誘惑に駆られます。
しかし、ここで言う「確信」とは、自分自身の精神力や、状況の良し悪しに左右されるものではありません。それは、どのような時にも変わることのない神の真実への全幅の信頼であり、神が今も私たちを愛しておられるという、魂の深いところにある平安です。
聖書は、この確信を持ち続けることには「大きな報い」があると言います。
それは単なる将来の利益ではなく、忍耐を通して練り上げられる品性であり、神のご性質にあずかる者へと変えられていく「聖め」の恵みです。
神は決してあなたを見放さず、その計画を途中で投げ出すことはなさいません。
では、どうすれば私たちはこの確信を最後まで保つことができるのでしょうか。
それは、私たちのために十字架の苦しみを忍び、死に打ち勝たれたイエス様を見上げることです。
私たちの確信の源であり、すべての報いの中心であるイエス様ご自身が、今日もわたしたちと共に歩んでくださいます。
感謝して、イエス様を思いめぐらし、今日という一日を過ごしたいと願います。
お祈りいたします。
天の父なる神様。
目の前の現実に心が揺らぐ時、どうか私たちの視線をイエス様に向けさせてください。
与えてくださった信仰の確信を最後まで保ち、約束された豊かな報いへと歩み続けることができますように。
主イエス様の御名によってお祈りいたします。
アーメン。



