「先に与えられている神の恵み」
2025.12.15 伝道師 青木宗達
新約聖書 ローマ人への手紙8章32節
私たちすべてのために、ご自分の御子さえも惜しむことなく死に渡された神が、どうして、御子とともにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないことがあるでしょうか。
(新改訳2017)
わたしたちの父なる神と、主イエス・キリストからの恵みと平安が、あなたがたにありますように。
今日の「ローズンゲン日々の聖句」より与えられました御言葉は【新約聖書 ローマ人への手紙8章32節】です。
ローマ人への手紙8章32節は、神の愛の深さを静かに力強く語っています。
神は、私たちすべてのために、ご自身の御子さえ惜しむことなく与えられました。
それほどまでに、神は、私たちをご自身の愛の対象として、価値ある存在として見ておられるのです。
私たちは時に、「自分には足りないものが多い」「神の恵みを受け取る資格がない」と感じてしまいます。
しかし、この御言葉は、その思い込みを根本から覆します。
神の方からすでに、最も大きなものが先行して私たちに与えられている「先行する恵み」があるからなのです。
御子を与えるほどの愛を示された神が、私たちの人生に必要な恵みを与えないはずがありません。
それは、欲しいものがすべて与えられるという意味ではありません。
むしろ、私たちが神と共に歩むために本当に必要なもの。
立ち上がる力、悔い改める心、そして希望を、神は時に応じて備えてくださるという約束です。
この愛は、イエス・キリストにおいて具体的な姿をあらわしました。
イエス様は、私たちの弱さや罪、恐れをその身に引き受け、十字架への道を歩まれたのです。
そこには、裁くためではなく、救うための神の意思が貫かれて、私たちが神に近づく前に「神が先に近づいてくださった」のです。
今日、私たちがどのような状況にあっても、このイエス様の愛から離されることはありません。
与え尽くされた神の愛に信頼し、今日という一日をイエス様と共に一歩踏み出すとき、私たちの歩みは確かに新しくされていきます。
お祈りいたします。
天の父なる神様。
御子イエス・キリストを惜しむことなく与えてくださった、あなたの愛に感謝いたします。
今日の歩みの中で、その先行する恵みに信頼し、与えられている希望と力を受け取ることができますように。
主イエスキリストの御名により祈ります。
アーメン。

那須ステンドグラス美術館にて。





