「私と父とは一つである。」
2026.3.23 伝道師 青木宗達
新約聖書 ヨハネによる福音書 10章30節
(イエスの言葉)私と父とは一つである。
(協会共同訳)
わたしたちの父なる神と、主イエス・キリストからの恵みと平安が、あなたがたにありますように。
今日、与えられました聖書の箇所、協会共同訳聖書では「ユダヤ人、イエスを拒否する」という小見出しの部分です。
「私と父とは一つである。」
この短い言葉は、当時のユダヤ人たちを激しく怒らせました。
季節は冬、人々はイエス様を取り囲み「あなたがメシアなら、はっきり言ってくれ」と強く迫ります。そこで語られたのが、この言葉でした。
以前、ご自身を神の子とした時の「5章17節」以上に彼らは激怒し、石で打ち殺そうとしました。
ただの人間が自分を神と同等にする、決して許されない「冒涜」だと受け取ったからです。
しかし、これこそがイエス様が何者であるかを示す、最も重要な宣言でした。
身近な例で想像してみたいとおもいます。
親と子が言葉を交わさずとも深く心が通じ合い、完全に同じ思いで、同じ方向を見つめているような状態です。
イエス様と天の父なる神様は、完全な愛の絆で結ばれ、私たちを救うという目的に向かって全く同じ思いを共有しておられたのです。
わたしたちは、自分の願い通りに物事が進まないとき、当時の人たちのように「神様、どうしてですか!はっきりしてください」と苛立ってしまうことがあります。
しかし、この御言葉に触れるとき、私の自己中心的な心は優しく砕かれます。
イエス様は、ご自身の内にある神様の愛を、私たちにも分け与えようとしておられます。
私たちがイエス様を見上げ、その御言葉に繋がるとき、見えない神様の愛に直接触れることができます。
そして少しずつ、私たちの冷たくなった心も変えられ、神様や周りの人と心を一つにして歩む喜びへと作り変えられていくのです。
日々、更新されるわたしたちの姿に期待して、今日も共に歩んでまいりたいと願います。
一言お祈りいたします。
天の父なる神様。
イエス様を通してあなたの深い愛を示してくださり感謝します。
どうか私たちの心もあなたと一つにされ、その愛の内に歩むことができますように導いてください。
この祈りを、主イエス・キリストの御名により御前にお捧げいたします。
アーメン。












