「違いを越えて、一つに」コリント人への手紙 第一 12章13節 ローズンゲン日々の聖句

「違いを越えて、一つに」

2026.1.16 伝道師 青木宗達

新約聖書 コリント人への手紙 第一 12章13節
なぜなら、私たちは皆、ユダヤ人もギリシア人も、奴隷も自由人も、一つの霊によって一つの体となるために洗礼を受け、皆一つの霊を飲ませていただいたのです。
(協会共同訳聖書)

 わたしたちの父なる神と、主イエス・キリストからの恵みと平安が、あなたがたにありますように。

 私たちの教会や社会を見渡すと、そこには実に多様な人々がいます。
性格も、育ってきた環境も、社会的な立場も一人ひとり違います。
パウロがこの手紙を書いた当時も、「ユダヤ人とギリシア人」「奴隷と自由人」という、決して交わることのない大きな隔たりが社会に存在していました。

 しかし聖書は、私たちは「一つの霊によって一つの体」とされたと宣言します。
これは、私たちが皆同じ考えを持ち、個性を消して一色に染まるということではありません。
手や足が全く違う形と働きを持ちながら、一つの命によって生かされているように、私たちも違いを持ったまま、神様の愛の中で有機的に結び合わされているのです。

 大切なのは、これが私たちの努力による団結ではなく、神様からの贈り物だということです。
「一つの霊を飲ませていただいた」とあるように、渇いた喉を潤す水のごとく、神様の恵みが私たち一人ひとりの内側に注がれ、その恵みが私たちを内側からつなぎ合わせているのです。

 この「体」とは、まさにキリストの体のことです。
イエス・キリストは、十字架によってすべての敵意と壁を取り壊し、ばらばらだった私たちをご自分の体の一部として招き入れてくださいました。
私たちは決して孤独な存在ではありません。
かしらであるイエス様に結ばれ、互いに必要とし合う尊い家族とされているのです。

 今日も、あなたを愛し、あなたを他者と結び合わせてくださるイエス様の命のつながり、共に安らぎを得て歩み出して行きましょう。

お祈りいたします。
天の父なる神様。
神様の愛の絆で私たちを一つに結び、互いに必要とし合う喜びを教えてください。
主イエス様の御名によってお祈りいたします。
アーメン。

リビングバイブル(いのちのことば社)
新約聖書 コリント人への手紙 第一 12章13節

私たちはそれぞれ、キリストの体の一部です。ある者はユダヤ人、ある者は外国人、ある者は奴隷、ある者は自由人です。しかし聖霊は、私たちをみな結び合わせて、一体としてくださいました。私たちは、ただひとりの聖霊によって、キリストの体に結び合わされるバプテスマ(洗礼)を受け、みな同じ神の霊を与えられているのです。